【企業向け】大阪における派遣料金の相場 


コロナの中、派遣社員で奮闘している方も多くいらっしゃいます。
2020年1~3月の平均派遣社員数は約143万人となり雇用者全体に占める派遣社員の割合は2.5%となり、いまだに一定の市場規模があります。
そんな派遣市場の料金相場ですが、職種や地域によって大きく異なり大きな差が生まれることもあります。
今回は大阪の派遣料金についてご紹介します。

派遣料金の仕組み

そもそも派遣料金の仕組みはどのようになっているのでしょうか。
基本的には

  • 派遣スタッフ給与… 70%
  • 社会保険料………… 10.2%
  • 有給休暇積立……… 4.2%
  • 派遣会社諸経費…… 13.7%
  • 派遣会社の利益…… 1.9%

※一般社団法人日本人材派遣協会のデータを参照

が内訳となっております。
社会保険料なども含まれていますので、アルバイト等と比べると派遣料金は高く感じるかもしれませんが、自社で保険料等を支払うと考えると、さほど差はないかと思います。

大阪の派遣社員の時給って?

厚生労働省の平成23年度の調査によると、派遣社員の時給の全国平均は1,200円~,300円程度といわれています。
ただし、職種や地域によって大きな開きがあり、例えば専門スキルが求められる
IT/エンジニアの全国平均時給は1,900~2,000円、WEB/デザインは1,600~1,800円と比較的高めになっています。
また、医療福祉などは1,200~1,700円と専門の資格を持っているか否かで時給に大きな差がでてきます。
大阪の時給は全国平均よりも概ね高い傾向があり、IT/エンジニア平均は2,173円、WEB/デザインは1,700円、医療福祉は1,500円となっています。

大阪の派遣料はいくらになるの?

派遣料金の仕組みで内訳を述べましたが、概ね時給に加えて派遣会社のマージン(派遣会社の利益)は15%~30%ほどが多いです。
そのため、例えば大阪のIT/エンジニアの平均時給,2,173の場合
2,173円×8時間×22日=382,448円
この派遣社員の時給に派遣会社のマージンをMAXの30%を上乗せすると
382,448×30%=円
この金額が派遣料金となります。
これはあくまで一例ですが、人材を育てる手間や保険料を考慮すると派遣は意外とお得かもしれません。

まとめ

今回は大阪を中心に派遣料金の仕組みや派遣料金の相場を説明していきました。
大阪は人口も多く職種も多岐にわたります。
今後、派遣社員をご検討の際にぜひお役立てください!

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