【企業向け】請負とは??詳しく解説!


最近よく耳にする「請負」。
聞いたことはあり、なんとなくは知っているけれど詳しくは説明できない…
そんな方のために、今回は請負とはそもそも何か、そして意外と知られていない派遣との違いをピックアップして解説します。

請負ってどんな契約?

請負とは、企業が業務をアウトソーシングする際の契約形態の一つです。「請負契約」や「業務請負」などと呼ばれることもあります。
請負は「成果物の納品」を目的とし、決められた期限までに成果物を納めることで報酬が発生することが特徴です。

請負と派遣はどう違うの?

請負と一般派遣の働き方は似ていますが、細かい条件部分が異なります。
ではどのように違うのか、詳しくみていきましょう。

 指揮命令系統が異なる

請負と派遣は、どちらも派遣会社と派遣社員が直接雇用契約を結びますが、業務の指揮命令系統が異なります。
派遣は派遣先企業から指示を受けることに対し、請負は派遣会社からの指示を受けることになります。

 契約期間の制限が異なる

派遣の場合、同じ派遣先企業で働くことは最長3年までと定められています。
しかし請負の場合は勤務の期間制限がありません。
そのため、長期プロジェクトなどの場合は請負のほうがスムーズに業務を遂行できます。

請負にはどんな仕事があるの?

請負というと工場の製造ラインや、倉庫内軽作業などのイメージがありますが、実際には様々な仕事があります。
電話でのオペレーターサービスや、イベント設営、事務サポート、Web関連、筆耕、翻訳など多岐にわたり業務は様々です。

請負の注意点

請負は指揮命令や労務管理を一切行わず、あくまでの成果物の納品を目的としています。
そのため、万が一、業務に対し指示を行った場合、それは「派遣」とみなされ「請負の偽装」をしていると判断されるケースがあり、
これを「偽装請負」と言います。このときの一番のポイントは指揮命令系統です。
「偽装請負」にならないよう、指揮命令系統には細心の注意が必要です。

まとめ

以上、請負の特徴について解説しました。
派遣と請負は似ていますが全く別の契約形態であり、間違えると違反になるケースもあります。
違いを十分に理解した上で請負を利用することをオススメします!

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