【企業向け】派遣と業務委託のメリット紹介!
業務委託と派遣では大きな違いがあることは別のコラムで紹介しましたが、
本コラムではメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。
派遣のメリット・デメリットとは??
1派遣のメリット
・コスト(人件費)の削減ができる。
派遣社員は基本的に時給で雇用します。
また、社会保険や雇用保険については、すべて依頼先の派遣会社が責任を負うことになっており、
派遣先企業が上記の業務を行うことはありません。
そのため、正社員を雇用するよりも、雇い入れコストを抑えることが可能となります。
・会社全体の業務効率化ができる。
例えば営業アシスタントとして、派遣社員を雇うことができれば、
営業担当の業務が効率化され、会社の売り上げ作ることに専念出来ます。
エンジニアやwebデザイナーなどの、専門的なスキルを必要とする人材を雇用することで、
正社員だけではできない仕事ができたりと、効率化だけでなく、会社に違う風を吹き込むこともできます。
・派遣雇用から直雇用も可能。
一番のメリットは紹介予定派遣であれば、派遣社員で雇用した人材を、
契約終了と同時に直接雇用することも可能です。
正社員から雇用するよりも、スキルや実力を把握してから正社員にすることで、
派遣先企業と派遣社員のズレを解消することができます。
派遣社員としても、派遣期間中の成果によって直雇用が決まるため、
通常の派遣よりも帰属意識が格段に違います。
2.派遣のデメリット
・育成コストがかかる
専門的なスキルが必要な派遣の場合は、予め派遣社員が持ち合わせている場合がありますが、
派遣先企業の会社特有の業務が必要な場合は、研修や教育などに時間が必要なため、
育成コストがかかってしまいます。
もちろん派遣社員は契約期間が決まっているため、期間が終了すれば派遣会社に戻ってしまいますし、
その人材が会社の財産にならないことが多いです。
・帰属意識が低い
正社員や契約社員と違い、派遣社員は派遣先企業から雇用されていないため、
責任や会社への帰属意識が低い場合がとても多いです。
派遣社員からしても、契約期間が終わればまた違い企業に派遣されるとわかっているため、
”成果を残そう”という意識も低く、正社員と温度差が生まれてしまう可能性もあります。
もちろんその中でも意識を高く業務を遂行する派遣社員もいますので、
一概に帰属意識が低いと言ってしまうのも良くないかもしれません。
業務委託のメリット・デメリットとは??
1.業務委託のメリット
・成果に対して費用を払う
業務委託で仕事を依頼する場合、専門的なスキルをもった人材に費用を払うことができます。
また自社の社員ではないため、派遣と同様に社会保険や雇用保険についても責任を負う必要がなく、
契約内容に沿った成果が上がらない場合は、契約を解除することも容易に可能です。
・教育コストを削減できる
もともとスキルがある会社や人材に業務を委託するため、
経験や実績がある人材を選定することができ、自社社員であれば教育コストや時間が必要なところを、
業務委託でカバーすることが可能です。
成果物が良ければ契約を延長するなど、リスクを少なく行うことができます。
2.業務委託のデメリット
・ノウハウや技術が会社に蓄積されない
業務委託の場合、成果物として挙がってくるため、
社内での横展開が難しく、自社の知識やノウハウとして蓄積することが難しいです。
ただ、契約内に定期的な報告やレポートを義務付けすることで、
作業全体の流れを把握することは可能なので、事前の取り決めが必要になります。
・必ずしもコストの削減に繋がらない
教育コストの観点からすると、コストの削減に繋がりますが、
業務委託の場合は専門的な知識のある人材に依頼を行うため、コストが大幅にかかってしまう場合があります。
短期的なコストとしては、正社員を雇うよりも安く済みますが、
長期的な事業を見込んで、必要になるスキルであれば、コストが膨れてしまうことがあります。
派遣と業務委託はどっちがいい?
派遣と業務委託のメリット・デメリットについて解説してきました。
それぞれに良さがあり、依頼したい業務によってベストな方法は変わります。
もちろん派遣と業務委託だけの選択肢ではなく、正社員や契約社員として直接雇用することも一つの方法です。
自社の事業展開なども含めてベストな方法を選択できると良いですね。
「カラレス」では、様々なニーズに対応できるマッチングシステムを確立しており、
お客様の企業スタイルや必要なシーンに合わせた⼈材活⽤をご提案可能です。
費用を多くかけられない企業様もぜひご相談ください。